― 酒盛り前・台所 ―あらゼルさん不参加?[台所と広間を往復している最中、>>220ゼルギウスが来ると首を傾げた。呟きは拾ったが、きょとんと瞬く。]そんなに信用されないほどお酒弱いの?せめて一口くらい味見がてら飲んでもいいのに。うちの執事さんの秘蔵のお酒はかなり上物よ。[彼の言う「成功」は、二日酔い回避の事だと思っていた。味見した事があるのか、そんな事を言いながら、羨ましそうな顔に、「あれだったら少し残しておく?」と一応告げてから、再び給仕へと戻っていく。]