―集会場 玄関―
[広間ほどは暖かくなく、外ほど寒くもない、そんな空間でうろうろする猫を眺めていると]
わ……あっ。
[外へ通ずる扉が開き、寒い空気に身を竦ませる。
その一瞬の間にタオが消えた、と思いきや、入って来た主人に飛びついているのが見えた]
タオったら甘えんぼー。
[猫の真意は知らず、そういう風に見えたらしい。
修道士の肩から垂れる尾を掴もうとすれば、流石に止められただろうか。やはり悪気はないが]
タオ追っかけたら、扉かりかりしてたから、開けてあげた。
[求められた説明>>242としてはこんな答えを返した]