―厨房―
[少しだけ落ちたように聞こえる彼女の声>>244のトーン。
男性に対しての対応の差異は感じていたから
失言したと思い、はっとする。
何か言葉を探す間に、首を振るのがみえた。]
ええ、ストール置いてきたのを水汲みしながら後悔しちゃった。
[あたたかそうな格好のミリィ>>245に
茶目っ気を覗かせるような明るい口調でこたえる。
本に関しての応えには相槌を打ち]
今度のは、お気に入りなのね。
心に響くものは、何度でも触れたくなるもの、ね。
[そっと己の胸に手を宛がい、目を伏せる。
ときめきを感じた御伽噺や音がふと過ぎり柔い笑みが浮かんだ。]