─…へ?[連続して受けた治療の痛みに半ば朦朧としつつも、名前を呼ばれたのに気付くとそちらに視線を向け。]ぁ〜…やっぱダメだったか。[得意分野でなかった時点で半分ダメ元ではあったのだが、やっぱりこうして結果を見ると悔しい気持ちは否定できない。けれど。]ま、しゃーねーよな。[ん、と背伸びをして吹っ切った。今の自分のレベルではあのダンジョンをクリアできただけでも充分だろうし。]