― 談話室 ―[眠そうな様子>>225のイレーネにひざ掛けを取って掛けてやって]眠いなら、肩に凭れてていいよ。[そう言って、寄りかかりやすいように姿勢を変えて。それを起こさないように気をつけながらお茶を飲んで。司書と湯治客の会話はお茶を飲みながら聞くだけで、ふ、と窓の向こうを見遣れば思った以上に揺れる木の枝の影]……ずいぶん風が強くなってきたな[雲の様子まではここからではわからない、けれど、どこか薄暗くなった様子は感じられた]