[直接、此処で口に出して云えば、
多人数から咎められるのは明らかで。
けれど、何時そうなるかも分からないから、
伝えられるうちにと手紙を差し出した。]
……なんだか、嵌められた気がします。
[ブリジットの言葉を受けてか、ハインリヒの申し出(>>251)に、苦い微笑を浮かべる。
自分の名をカルテに書き込み、病状を自分で書いておいた。
『症状:Lv.3 全身の倦怠感に加え、背部の石化が進んでいる。
背から裡に向けて症状が進んでいるのか、肺に影響が出ている。
咳と共に、血交じりの砂が少量排出されることが有。』]
ツヴァイさんも、包み隠さず書いておいてくださいよ。
[あ〜じゃあ、髭生やしてみようかな……などと、
茶化して云いながら、
自分の分のカルテと相手の分のカルテを差し出した。]