─自動販売機ブース─
やー、まさかおじいちゃんが一之瀬先輩だったとは。
ここしばらく見なかったすけど、やっぱ受験のためっすか?
[3年だし、とそんな風に考えて一つ訊ねる。
その間にも財布からお金を取り出して自動販売機へ投入。
お茶のペットボトルのボタンを押すと、ガタンと言う音と共にペットボトルが取り出し口に落ちて来た]
折角だから向こうに居る人にも買っていくかー。
……何人来るんだろ。
適当にお茶と炭酸系とジュースでいっか。
佑一郎先輩と響先輩は何飲むんだろ。
[はるっちは炭酸で良いよね、と適当に。
飲んだら思わず吹き出してしまうようなヤバめなものも一つ紛れ込んだかも知れない]