[ケイコやサクラが中に入るというのならばボクに止める理由はない。
ボクはまだその死体の状況を見てなかったせいもあるのかもしれないけどね。
中から出てきたユウイチロウと話すケイコの姿、二人の関係は深くは知らないけども、それなりに仲がいいんだろうことは知ることができた。
ボクはそん中、ハルエが近くに来るのを感じてそっと頭をなでた。特に何を意識したわけじゃなかったんだけども、自然とね?]
うん、ボクはかまわないけど。
[その様子に、どこか必死なものも感じられて]
ここで?二人だけのほうがいい?
[二人だけの方がと彼女から伝えられれば、ボク達はその場所から少し離れることになった。
ボクとしても、少し気になることはあったしね]