― 中庭・木の傍 ―[言葉に否定は返せなかったが。彼女の様子に、小さく笑って]良いヒトだ。[それだけを、囁く。彼女の溜息に、そっと頬に当てた指でそっと撫でて]……オリガ、またそういう危険なことを。あなたが栄養になってしまう。[困ったものだというように。笑って、手を離した]