─食堂─
[とりあえず、休憩と食事をかねて手近の食堂へと入ったわけだが、結果が芳しくなかったこともあり、どうにも空気が重く感じる
カヤの思いつめた様子に、声を掛けようか掛けまいか迷っていたため、立ち上がってひとっ走りしてくると言って駆けていくカヤに反応が遅れる
それは、またしてもエルザの反応よりも一歩遅く、エルザに続いて彼女も店を飛び出そうとするが]
「ちょっと、お客さん!! 食い逃げしようったってそうはいかないよ!!」
はぇ!? いや別にそういうつもりじゃ
というか、ベッティちゃんがまだ居るs……
「おいおい、あんな子供に会計任すなんてありえんだろ常識的に考えて」
うぐ…………はい、わかりました。払います
[そして、何故か3人前の料金を彼女が支払う羽目になった
ちなみに、ベッティの分はせめてと言うことで本人に払ってもらった
もちろん、外に出た頃にはカヤはおろかエルザの姿すら見つからないのであった]
─回想タイム終了─