― 広間 ―
ふふーん、だいぶ良い物っぽいから期待して下さいね。
[>>248クレメンスの視線を感じたのか、そんな事を口にして。
酒盛りの様子を、わりとのんびりした心持で眺めていられるのは人狼云々に懐疑的だからだろう。人狼という物については多少知るものの、幻燈歌を知らなかった事からも見て取れるだろうが伝承についてもだいぶ疎い。ある意味一般的、とも言えなくもないのだが。
クレメンスの寄付の話はその通りなので頷きつつ。
>>254エーリッヒの礼にはにっこり笑った。これはさっきとは違う、ふつーの笑みだ。]
どういたしまして。
そりゃまぁねぇ。すごーく苦心して手に入れたーってうちの執事が言ってた一品だし。
[エックさん家の酒樽事情は詳しく知らないが、執事のその時の顔はよく覚えている。まぁだからこそ泣いてるかもしれないが、以下略。]