んじゃいくかな
[荷を背負う。まだ早朝ゆえに誰に気づかれることもないだろうし、いつの間にか消えたことになるだろう。いつもそうだから気にしない。名残など抱くほどでもないだろうし、もしあったら行き辛くなるので、別れの言葉はなく。ここでもまた別れの言葉を口にすることはなく。久方ぶりに己の筏へと向かった]
―自分の筏―
[縄を外し、しばらくすれば水の流れによって筏が動き出し、出たときよりも明らかに荷物を降ろし]
んじゃ、針治療でもしてみるか……むっ…左目が見えなくなった。
[あいかわらずか、早速色々やりだすそれはいつもの光景か。
ちなみに…ゼルギウスがいなくなったことと、集会所の倉庫から備品や食料がごっそり消えた因果関係は…*自分には知らない*]