─ 黒珊瑚亭・食堂 ─[かけられた声>>240に、こどもはひとつ、頷く。柔らかな棘の残した痛みはあるけれど。頑張った、というその言葉が嬉しかった]……せんせ。ありが、と。[広げられた腕を厭う事無く抱かれたこどもは、短く言って、少し、笑った。**]