[パソコン室に着くと、適当な席へと座る。
未だ周囲は薄暗く、煌々と光を放つのは例のパソコンただ一台だけだった]
動かないパソコンに開かない窓に繋がらない電話。
外と一切連絡取れない状態になってるのか。
もーやだ……。
[持っていた折り畳み傘は机の上に置いて。
身体をぺしょりと机に突っ伏した]
(……あ、やば。トイレ行きたい)
[パソコン室でオフ会の始まりを待ってる間にお茶を飲んでいたのがまずかったか、急にもよおして来て。
どうしようかしばらく考えた後に、椅子から立ち上がりトイレへ向かうべく部屋の外へ。
どこへ行くのか問われたなら、少し恥ずかしがりながらもトイレへ行く旨を伝える。
誰かついて来るなら拒むことなく、薄暗い廊下を進んで目的の場所へと向かった]