…私の考えが、間違っているのかもしれないが。貴方にだって、失いたくない者はいるんじゃないか?…仮に貴方が護る者だったとして。折角その人を護れる力を持っているのに、私に使いたいと思うか?[>>258納得するように呟くヘルムートに、こくりと頷き。続けて、首を傾げて問いを向けた。]