そりゃ、そーだわね。ま、私もここにいる時点で、共感は出来るわけよ。[そのまま軍で一生過ごす道もあった。むしろその方が楽だったはず。けれどそうはせずに外の世界へと戻ってきた。そんなところがこの青年を話し易い相手と認識している理由。ただ彼のようには選べなかったから、満足しているとは言えず]でも、ね。泣く子も黙る掃除屋<<スイーパー>>の本性としては、ねえ?[意味ありげに濁した言葉は、八つ当たりの延長。フランへの困ったような顔>>228も含め、人の悪い笑みを浮かべて楽しんでいたが]