>>250>>251―隔離エリア― [突進してくる大型クリーチャー。アーベルの方を少し不安そうに見たが、覚悟を決めたように唇を引き締め足元を蹴った。巨体の横へと回るようにして回避する。上に乗ったアーベルがナイフを突き立てた。迸る雷撃。だがクリーチャーの勢いは弱まらない。更なる咆哮が響く]弾いてるのは、皮膚?[手の中に呼び出したのは鉄の短槍。深く捻じ込めばあるいは。しかし力が足りるかどうか]腐食させるのに必要なのは…。[緋の光を明滅させながら、クリーチャーを睨み構える]