あ、うん。わかったよ、ヴィリ兄。[ヴィリーの言葉に、一つ、頷く。頭の中では、団長の言葉がぐるぐると回っているけれど。それを拒みたい、という意思と、幼馴染を案ずる気持ちは、そちらに意識を向けさせなかった]