―厨房―
[後回しでとゲルダの言葉に、自分にとっては大事なことなのだが、ゲルダがそういうならと、葛藤は心中で。
リディはエーリッヒによって止められたようなので、自分はそちらには触れず。
謝るイヴァンにはふるふると首を横に振り]
間違いは〜…、誰にもあるの〜…
[謝られたのは熱かったことについてだと思っていて、ここでの間違いが指すのはそのことだった。
けれどもこの言葉は彼が謝ったこともあり、他の人の誤解を深めたかもしれない。
自分は気にしてないよというようにイヴァンに笑いかけて、助け起こすように手をさし伸ばした。
いろいろ見えたりとかしたことは全く気にしていなかった]