

── 訓練所 ──
[肩への一撃。
ボディーアーマーに覆われているのだから>>259、怪我をするほどではなく、ダメージ表示がされたのを見て頷いた。
持ち上がった土の側面を蹴って地面へと降りる]
お疲れ様でした。
上にあげた時に対応されていたら、
危なかったのは先生でしたよ〜。
[薙ぎ払われた黒鹿達は、透けるように消えてゆく。
こちらは"実体を持った"虚構魔法で作られていたようだ。
同じく、そびえた土も消えてゆくだろう]
水野くんは、この後で訓練をもっとしましょうか。
では、残念賞として飴ちゃんでーす!
[ごそごそと懐を漁ると取り出したのは小さな飴ちゃん。
関西のおばちゃんではない。
甘露なそれを舐めれば、もし肩を痛めていても痛みが引いてゆくだろうか]