……と、あり?
…………当たり所が、悪かった、とか?
ピア、どー思う?
[動かない様子に、首がこてり、と傾ぎ。
それから、頭の上の小猿に向けて問う。
それに返されるのは、「わかんないわよー」と言わんばかりの鳴き声]
んー……もしもー、があったら、やっぱやべぇよなぁ……。
皇竜のじーさまに、怒られるよなぁ……。
[基準がそこか、と言われそうな事を呟きつつ。
しかし、散々チビ言われたためか声をかけて問うのも癪なものがあり]
《地脈気脈、竜脈に繋がりしあまねく力の流れ。
運べ、生命満たす地の鼓動》
[早口に紡ぐのは、竜言語。
もたらされるのは、生命の根源に近しい所からの、癒しの光。
……効くかどうかは、自分でもわかってないが]