あー、いや、悪かったって。
でもほら、何かあればヴァイスから連絡くれただろ?
そしたらすぐに飛んでくつもりだったんだって。
[延々と続くかと思われたお説教は、流石に14分も続くと絶え間が出来。
そこでようやく自分に発言権がまわってきて、言い訳をしたものの火に油。
またお説教ターンに入りかけたのだが。]
あ、やっぱカル姉もこっち来てたんだ。
ティエラがいるんだからそうだろうとは思って───
[カルメンのことにも気付かないなんて、とヴァイスが口にした一言にようやくギュンターと共にいる彼女に視線を向けたのだが、その姿を見るなりきょとんとして。]
…カル姉、だよな?
[自分の知るよりも年を重ねている姿に、思わず確認の声をかけた。]