妖華 ヘルガ

>>262
[弾かれた刃がキィンと音鳴らす。
その勢いのままに数歩後へふわりと着地して、水気を帯びた白刃を見つめた]

フゥン、面白い獲物をお持ちねェ。瑞々しくって美味しそゥ。
献血が嫌ならァ、アナタかソレの生気でもいいのよォ？

[大気を切り裂いた軌道に残る霧を避けて半身を踏み出し、手首を返し突き出す動きで、相手の獲物を落とそうと狙う]