「ふふっ。主は相変わらずさ」
[いつものことだからというちょっと硬い笑みを浮かべる狼]
「なるほど。お主も苦労するな…その労働を請け負う志を主にもわけてもらいたい」
[なんてぶつくさ…と愚痴りそうになったのを止め、苦笑するゼルギウスを見上げ]
「ということは…まだ委員に所属しているのかな?…でしたら勝手ながら主に何か仕事をする機会を与えてもらえるかな。行き過ぎた生徒の鎮圧でも。怪我人の治療でも]
[役目があればやる気が出ないかとか。とりあえず雑用でもなんでもということらしい。相変わらず苦労狼である]