[見上げること暫し、落とした皿を片付けようと動く。途中、ゲルダとすれ違うことがあったなら]シチュー、落としてしまったわ。…ごめんなさいね。[と、遅ればせながら詫びるだろう。誰かから2階の事を聞けば頷いた。厨房に向かえばベアトリーチェが眠っていたか。>>183瞬くと、その顔を覗き込んだ。]莫迦ね。……こんなところで眠るものではなくてよ。[少しだけ眉尻を下げ、囁くように謂う。少女は眠ったままだろう。自身で運ぶのは困難と判断したかせめて布団を、と医務室へ戻る。]