→医務室[医務室からは随分人の姿が減っていた。皆2階へ向かったのだろうか。開いたベッドの布団に手を掛けたが、部屋の奥からのくぐもった咳に意識を奪われる。>>250]…ハインリヒ?[少し近付いて、気遣うように、窺うように名前を呼んだ。*]