― 宿屋 ―[フォルカーの声>>264に誘われるようにそちらに顔を向ける。こくん、と頷くのは彼の言葉を肯定するよう]昔、一緒に読んだ本にあったよね。あとは何だっけ……守り手も読んだ御伽噺の中には居たよね。[物語の内容を思い出すかのように言葉を綴っていたが肩を抱えるフォルカーの様子に心配そうに彼の顔を覗く]フォル…?