[案の定自分の問いを肯定されるだろうが、彼女から何か聞かれることはあったろうか。
聞かれたならば二人とは同じクラスだから、と屈託なく笑って答えるだろう。
佑のことを追求されれば幼馴染なんだ、とも。
そんな話をしつつ、ペットボトルをたくさん買う彼女を見て、持ちきれる?と首をかしげ。]
あ、そうだ、これ使って。
[そういって鞄から取り出したのは、手のひらサイズの犬のぬいぐるみ。
その背のチャックを開けると中からエコバッグが出てきた。]
もうひとつあるから、半分づつ入れて二人で運ぼ?
[袋にそれぞれペットボトルを10本づつくらい入れて手に持つと、二人でパソコン室へと*向かった。*]