[ライヒアルトが食事をしている間に少しうとうとしていて、彼が書類を調べる頃には熟睡していた。やっぱり眠りは安らかでなく、眉間にシワなど刻んでいた。
はっと目が覚め、ライヒアルトが待っててくれたらしい事に気づく。バツが悪そうに笑って。鞄を返すように言われれば、蒼い目がなんとも言えないくらい緩んだ。唇も笑みを浮かべ、
なんと言うか、企んでる笑み全開。
本人も気づいたか、鞄をライヒアルトに渡し、背を見せ表情を整える。]
とりあえず、廊下に行こ。人の気配もするし。
[廊下に出て、気配がする向かいの部屋で着替えが見つかった事を聞けたか、自分達で見つけたか。]
あたしは別に興味ないけど、ライヒは。
[ライヒアルトが興味がないと言うなら他の部屋の探索へ。彼が服を探したいと言うなら、彼の私服姿が見れるかもと興味深い顔で待つだろう*]