>>270村雨を見て美味そう、とか。……お前はアレか、樹木の変化か。[呆れたように言いつつ。突きの動きに、ひょい、と左へ大きく跳んで、距離を開けた]……ま、ヒトじゃねぇなら、多少はハデに行ってもいいか。[ぽつり、独りごち。すい、と刀を前へと翳す]冷気収束。……来たれよ、氷霧![夜気を引き裂く、凛、とした声。刀が大きく横へと振られ、その軌跡にそうよに煌めく霧が生じる]……舞え![正面へと返される切っ先が示すのは、真紅の薔薇の魔。氷霧はそれに従い、煌めきつつ、魔を包みこもうと広がってゆく]