―朝方・宿屋食堂―
[ゲルダ>>268の声にも少し煽られていたかもしれない。
彼女の声より先に自分の心の重さに囚われ、切り替わってしまっていたからその過剰さには気がつけなかったけれど]
気にしない。大丈夫?
[助け起こしたベッティ>>254に尋ねて、痛めてそうな所があればアーベル>>261の言うとおりだと治療を勧めて。
立ち上がったのにあわせて周囲を確認すればゲルダが蹲っていて]
……ライさん。ゲルダちゃんの手も。
包帯ぐしゃぐしゃ。
[毒気を抜かれたおかげで態度を取り繕うことはできるようになったけれど。今の気分のまま接するのは良くない気がした。
ライヒアルト>>272があやすのを見ながら、さてどうしようかと思案しているとアーベルからの小声が届いた]