[天聖の気に、更に重なる影輝の波動>>270。親しきそれに、は、と息を吐いて]……全く……。騎士団長殿がここにいないのは、良かったのか悪かったのか……。[生真面目で融通の利かない柳の古老がこの様子を見たら、更に混沌としていただろうなぁ、と思いながら呟いて。直後に、ひとつ、瞬いた]そういや、団長、どこにいるんだろう。王の傍に控えてるのかな。……あの生真面目の事だから、館でぼくらの様子見てると思ったんだけど。