二人ともカッコいいすよねー。
並んでるとホント目の保養になりますよ。
佑一郎先輩に至ってはすんごい優しい、し……。
[言って、ここに来る前の事を思い出した。
やや不自然にも思える途切れ方をさせたが、蛍子にエコバッグを差し出されるとパッと表情を笑みに変える]
わ、蛍子先輩用意良い!
助かったー、ありがとうございます。
[直前の言葉を掻き消すように相手の言葉に飛び乗ったが、若干顔が赤かったのは隠せなかったことだろう]
じゃパソ室行きますか。
どのくらい集まってるんかなー。
[買った飲み物を半分ずつエコバックに入れ、蛍子と共にパソコン室へと向かう。
途中鉢合うことが無かったのか、恐怖の足音がパソコン室に近付いていることに気付くことは無かった]