終わりよければ全て良し、にしようよっ![引き攣った声で言うも、通るわけはなかろう。失敗したと思えばこそ交渉の気迫では負けっぱなしである]俺は焔華の民。炎は俺の一部でもあるからね…っと![陽炎の向こうに見えたのは銃口の煌き。炎には氷と言われて眉を寄せ]あんまし得意じゃないな、確かに。動けなくなるのはご勘弁![両手を重ね、目の前に突き出して炎の勢いを増す。一発目はジュンという音を立てて蒸発させられた。けれど二発目はそれすらも突き破ってきて]