─ 宿屋 ─[ゲルダに問いかけられて>>263、僕は厨房へ向かう足を一度止める。その返答をするのには、それなりの時間を要した]………────。僕には、そう言う人が居るのかが、分からない。人は、いつかは必ず死ぬ運命なんだもの。僕は、僕の役割があるのなら。誰かを護るのが僕の役割なのだとするのなら。求める人に、手を差し伸べるよ。[喩えそれが”誰”であろうとも]