―個室D―[開けるつもりはなかったが、神が開けろといったのか、何か開けてしまっていた! 恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……] あ……すまん。 いないみたいだな。[何であんなきれいな背筋のラインをしていて、男なんだ…! と、注目してしまったのはそこでした。 どこまでも途方もなく勘違いしたまま、扉を閉めた。閉めた後に悲鳴が来た] おーい、ウェンデルー![そしてどたどたどたどた、と悲鳴を背に2階へと上がるのであった]