─宿屋 二階廊下─ええ。[ミハエルが階下に行くというのを見送る。向けられた翡翠の奥の感情は察せず]ありがとう。[アーベルに礼と共に向ける微笑は、やはり少し雰囲気の落ちたもの。頭を下げて、案内された部屋に向かった]