─ 談話室 ─
ええ……夜も、冷え込みますからね。
[渡りをする鳥には厳しい環境、とは常々思うこと。
自己責任、との言葉>>273には何も返せなかったが、滲む苦笑は内心を物語るか。
伸ばされる指先を、小鳥はじい、と見つめて動かない。
そうして触れたものが、乱暴に扱わなかったが故の慣れがそこには覗いていた]
……あまりに酷いようであれば、無理に降りない方がいいのでは?
[そんな小鳥の様子に微かに頭を痛めつつ。
雪が降らなければ、との言葉>>272に、軽く眉を寄せる。
とはいえ、それで道が埋もれてしまうような事になれば、違う意味で厄介だな、という思いもあって、自然、天鵞絨は険しさを帯びた]