[この状況では早々逃げられないだろうと詰め寄り、昨晩調合した湿布薬と栄養剤入りの小袋を押し付ける。ベアトリーチェの祖母に作ったものとは異なり、打撲用に特別の配合をしたものだった。ちなみに、栄養剤の苦さは言うまでもない]……全く。いっそ、全員に自白剤でも飲ませるか?[大袈裟に溜息を吐き出して、冗談とも本気ともつかぬ台詞]