― 宿 ―うん。そうだ、牙から守ってくれるひと。その人もいたら力を使っても平気だよね。[少女>>273に答えながらまた心ここにあらずとなってしまった。覗き込まれているのに気がついたのは少ししてからだった]わっ。[驚いて後ろに下がったら、ゴツンといい音が頭の後ろで響いた。両手で押さえて目を瞑る]