>>260>>261>>262[課題となっていたレポートを担当の導師に提出し。その導師が涙目になったのはまた別の話]あー、ようやく終わった。[南館傍の樹の下。その根元に座り込んで古文書を開く。騒動があった間読めなかった分を取り戻すように、しばらく古文書に集中した。鴉はその横でぐーすか居眠り中]………ん?[ふと、どこからか漂ってくる匂いに古文書から視線を上げた。誰かが何かを作ったのだろうか、と軽く視線を巡らす]