―広間―[伸びてきたナータの手を避けることはしない。>>279普段よりも少し温かい手で、逆にその手を握りもした]こうなるかな、と思ったから。一人で行かないでって言ったんだよ。[ナータに触れられるのは大丈夫となってから、不安な時にはこうしてよく手を握ってもらった。そのお返しではないけれど、元気づけようとするように加減しながらもぎゅっと力を入れた]