やあ、おめでとう。
[密かな期待は外れたが、的に当たった事に素直な賞賛を送った。
もう薬は必要ないであろうと白衣に収納しながらも、導師の意地の懸かっているらしい見世物をもう少し見学していこうかなと思案する。
その傍ら、名乗りを聞いたり返したり>>276]
ああ・・・君がカルメンくんか。初めまして。
生命学科のアーベルだよ。ベルとでも呼んでくれればいい。
[直接の面識はないものの、薬剤関係からその名に覚えはあった。
納得するように頷いて、間違われていた事に気づいていたか否か不明の微笑を向ける。
なお、性別にかかわらず"くん"付けで呼ぶのはデフォルトだった。]