― 厨房 ― おや、ベアトリーチェさんはお休みですか。[辿り着いた場所で、ゲルダにジェスチャーで静かに、と云われれば声を潜め、これを返しにきたのだと、おたまを持ち上げた。] あれだったら、僕が医務室まで運びましょうかね。 あ、ベアトリーチェさん抱えると、 ノーラさんの食事を運べないなぁ……。[どうしようか、と少しの困り顔を見せた。]