そうかなぁ。 じゃあただの入り組んだ迷路ってだけか。[はっはっは、と笑いながらゼルギウスの言葉にうんうんと頷いて。 見えて来た館に おお、とまた声を上げた。] いい作りの家だ! 土台が随分深くまで掘られてそうだな…[少しばかり興奮すると チリ と尻のあたりから火の粉が舞うのは 本来 尾の先に灯す炎の気配。]