あの時はびっくりしたわ。すごい剣幕だったものね、ヴァルター。[アーベルの笑顔>>278にこくと頷く。使用人ではあれど隔たり無く話してくれるアーベルはまるで兄のようで、警戒などすることも無く。だからこそ執事からはしたないと怒られても、どうして?と首を傾げるばかりで一向に改善されないことが余計執事の怒りを煽る形になってしまうのだろう。エルゼの笑顔>>282には、その意味はしっかり伝わったのでこちらもにっこり微笑み返した。ゲルダとのやり取りにはつい思わず堪え切れなかった笑みが零れたか。]