いました…、少し裏技でいきますよ。
[程なくして覚えのある存在を探知、周りにほかの人もいるような気がした。
ヴィターを掴むとしぶしぶ胸元に]
「やたーー、天国やー」
しかたなくですよ、ついてこれないとか振りほどかれたとか言われましたら面倒ですから。
大人しくしてないと次は地面ですからね…
[ヴィターはぴたっと動きが止まり、こちらはというと屈伸をして軽く準備運動、一度大きく伸びをして深呼吸の後]
床と天井がだめなら……
[そのまま走り出し、その勢いのまま壁を駆け出した]
壁を走ればいいんですよ。
[さらりと、そんなこと言いながら一陣の風のごとく壁を横向きに走りだした。
速さだけでなく、重力制御および、壁を踏みしめるときに足をわずかにめりこませたりと高度な技術が要される為に、同行者がいるときは使えない裏技。
ベッティのいる場所に着くのは3秒後くらいの*こと*]