[青眼に構える少女の様子に、にぃ、と口元が笑みの形に浮かぶ。笑い方は、猫そのもの]お互い様、か。そーかもね?[右は余り当てにならない。なら、牽制に捨てるか、などと考えつつ]ん、じゃあ……遠慮なく、行くよっ![宣言の後、駆け出す。真っ直ぐではなく、右左、フェイントを織り交ぜながらのジグザグ軌道。距離がある程度詰まった所で不意の飛び込み前転でフェイントをかけ]……せいっ![回転着地後、右の短剣は盾へ向けて投げつけ。左の短剣を、右の肩へ向けて繰り出した]