[かりそめの空間とは違い、この森にはたくさんの力があふれている。リックは目を閉じ、その空気を受けた。帰らなければならないだろう。落ちていた招待状を、送り主にかえしたら。]……ユリアンはもう帰ったのかな[口に出したその時に、誰かの近づいてくる気配。それが誰かは、探りですぐにわかる。爪の先から花が飛んだ。ひらりと行くは、ユリアンのそば。]行かなきゃね。[言わなければと、少し遅れてその後を追う。そうして、たどり着いた時に、無事で良かったと*ほほえんだ*]