― 小屋前 ―[相手の武器の攻撃力を想像するに、素手で正面からぶつかり合うのは得策でないと思えた。 故に、突撃と思わせつつ側面からの攻撃を狙ったのだが] かわされたか……![軽く、とも思える動きで相手の体は逸らされる。>>286 熱気は相手に触れはしても、傷付けるだけの温度はない。 擦れ違いざま、ちらと視界の端に、紋様の刻まれた荘厳とも言える武器の姿が映った]